「史上最も厳格な交通規(guī)範(fàn)」と言われる改定版「自動車免許証受領(lǐng)と使用規(guī)定」が1日から施行された。新規(guī)定では、黃色信號で交差點(diǎn)に進(jìn)入した場合は6點(diǎn)の違反點(diǎn)數(shù)と20元（約282円）以上200元（約2820円）以下の反則金が科される。この規(guī)定は多くの運(yùn)転者から注目を集めると同時に、ネット上で激しい論爭を引き起こしている。

中國と日本は共に赤?青?黃の3つの色からなる信號機(jī)があり、青から赤に変わる間に黃色が點(diǎn)滅するのも同じ。日本の交通規(guī)則は、信號が黃色の時に人は道を渡り始めてはいけないと規(guī)定している。道路を橫斷している途中に黃色になった場合は、できるだけ早く道を渡るか、元いた場所に引き返さなければいけない。車両は信號が黃色の時は停車線を超えてはいけない。もしすでに停車線を超えており安全に停車できないときには継続して前に進(jìn)んでもいい。橫斷歩道を渡る場合は、人があまりいない道路や交差點(diǎn)では一般的に押しボタン式の信號機(jī)が設(shè)置されており、學(xué)校や一部公共施設(shè)の前の道路には交差點(diǎn)でなくても橫斷歩道や信號機(jī)が設(shè)置されている。日本では殘り時間を表示するカウントダウン式の信號機(jī)はない。

黃色信號の交差點(diǎn)進(jìn)入にも違反點(diǎn)數(shù)6點(diǎn)が科されることに対し、中國のネットユーザーの中では、「黃色はもともと赤信號の事前警告であり、後続の車に対して減速しよく観察するよう促すためにある。もし「黃信號も赤信號と同等の罰則が科されるのなら、赤信號の存在の意義がなくなる」と考える人もいる。また黃信號で罰せられれば、追突事故が起こりやすくなるだけでなく、交差點(diǎn)でのスピードが大幅に減速されることで深刻な渋滯を引き起こすことになると考える人もいる。新交通規(guī)範(fàn)が実施された初日に車を運(yùn)転して、數(shù)十カ所の黃信號で試してみたが、信號機(jī)の約50メートルほど前で速度をかなり落とすか、信號機(jī)前で急ブレーキを踏む準(zhǔn)備をつねにしておくかしか方法はなく、どちらにしても追突事故が増えることは間違いない。

一方、「現(xiàn)在は黃色信號を見ると反射的に加速するため、これが交通事故を生んでいる」とし、新規(guī)定を支持する聲もある。新しい交通規(guī)範(fàn)は不合理に見えるが、実際には黃色信號でブレーキを踏ませる抑止力として働き、交通安全の向上につながると指摘する。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年1月5日