日本僑報社?日中交流研究所が主催している『中國人の日本語作文コンクール』は、今年、第9回を迎えます。お蔭を持って、この作文コンクールに応募する中國人の若い人々は、年を追うごとに大きく増えています。それは、草の根の段階で両國民の太い絆と理解が生まれている、何よりの証拠です。
私たちは、第9回コンクールのキーワードとして、“感動”の二文字を提示して、コンクールを?qū)g施します。日中関係を一日も早く正常に戻すためには、感動を軸に、“プラスのエネルギー”を生み出していく事が、何より待たれます。
中國で、または日本で受けた親切や、心遣い。自分で體験したことでなくても、人から聞いた、または新聞やネットから知った心溫まる物語。人に伝えたい感動が、誰にもあるのではないでしょうか。それを多くの人に伝え、感動を共有することで、日中両國の互いの理解を深め、このもつれにもつれた感情の糸を、少しでもほぐすきっかけにならないかと願うばかりです。
ただ、學(xué)生の皆さんはほとんど訪日経験が無く、ご自身が経験者という場合は少ないでしょう。訪日経験のある中國人や、在中日本人などにインタビューして作文をまとめるもよし、周りにそう言う人がいない場合は新聞?雑誌をはじめ、テレビや書籍など、メディアから知り得た話を紹介するのも一つの方法です。ともかく、両國の人々の心に、暖かい感動を與える物語を、是非ともお寄せ頂きたいと思います。
日中平和友好條約締結(jié)35周年の節(jié)目の年に、多くの素晴らしい作文を期待しています。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2013年1月14日