日本湖南友好使者多田州一さん。
日本湖南人會は1月20日、東京で臨時理事會を開き、湖南情報技術學院の日本語教師多田州一さんに「日本湖南友好使者」の稱號を贈ることを決めた。そして同日午後、稱號授與式を行い、副賞として湖南名勝風景のカレンダーと日中両國語版の『湖南省と日本の交流素描』と『湖南商人』の書籍を贈呈した。
數年前、まだ多田さんが大學院生のころ2回、日本僑報社主催の「日本人の中國語作文コンクール」で優秀な成績を収め、中國語の作文力が賞賛された。彼は日中交流に貢獻したいと志し、2011年から湖南情報技術學院の日本語教師として赴任。二年間、熱心に教育活動に盡くしたのみならず、湖南地方の山や川などの自然を訪ね、湖南での仕事、また日常生活を多くの日本の友人たちに紹介した。
また、多田さんの活動、そして中國への思いは中國で発行された本や出版物でも取り上げられた?,F在、彼は湖南の生活をシリーズで紹介する記事を執筆したいと思っており、これを通じ日本で湖南省をより広く知らせる活動をしようとしている。
20日午後、多田さんは漢語角(中國語コーナー)の交流活動にも參加し、流暢な中國語で湖南の生活を語り、拍手を受けた。日中交流支援機構の巖楯嘉之事務局長は「多田さんは日本の若者の優れた代表であり、日本湖南人會は“日本湖南友好使者”の稱號を贈ることは、とても意義のあること」と述べた.
日本湖南人會によると、これまでに7人の日本人がこの稱號を貰っており、彼らは、ときには“外交官”として何度も湖南省を訪ね、あるときは何年も日本語教師として過ごし、またある人お爺さんの代から湖南省と交流を続けている。
7人は、ワシントン日本大使館駐在の千葉明公使、日本関東平和友好會の花園昭雄會長、梁祝文化研究所長で元湘潭大學日本語教師の渡辺明次さん、日本滔天會の宮崎蕗苳世話人代表、東京漢語角ボランティアの岡崎十郎さん、湖南高等校で日本語教育に従事したり、日本語教師をした石田清史さんと多田州一さんだ。
日本湖南人會の段躍中會長、胡芳、張剣波両副會長が授與式に參列した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2013年1月23日