日本の參議院が2月1日全體會議を召集し、安部首相がこの會議で「『村山談話』は戦後50年が経った際に発表されたものです。日本はかつて多くの國々、とりわけアジア諸國の人々に多大な損害と苦痛を與えており、安倍內閣は歴代內閣とこの認識上の立場が同じです。私はしかるべき時期に21世紀にふさわしい未來志向の談話を発表したいです」と述べた。
しかし、安倍首相はいつ談話を発表するかおよび談話の具體的な內容については明らかにしていない。その談話の內容に対しては、目下的確な予測がし難い狀態だ。
新華社世界問題研究センターの張煥利研究員は、安倍首相が新談話を発表したいというのは右翼支持者に向けて、彼が選挙時に出した「村山談話」見直しの承諾を履行するつもりだと表明しているかもしれない。張煥利研究員は、「安倍首相は歴史問題の新談話を発表するつもりだが、まだいかなる具體的內容も明らかにしていないことについて、一方では支持者に『村山談話』を修正するつもりだと知らせることで、また一方では國外からの、とりわけアジア諸國からの批判の聲を避けるため、時期尚早に談話內容を公表する必要はないと考えてのことでしょう」と述べている。
日本?一橋大學の田中宏教授は、アジア諸國との関係を考慮に入れることにより、安倍首相は「『村山談話』を完全に覆すことはないはず」だが、「彼自身の何かを付け加える」ものと考えている。