西日本各地で微小粒子狀物質「PM2.5」の高い濃度が観測されており、中國北部を覆っている霧が原因と見られている。共同通信は4日、中國に地理的に近い福岡県は、汚染物質の飛來が懸念されていると伝えた。
これについて中國経済網の評論家、張捷氏は「華北平原は気圧が低いため、気圧が高い周辺地域の汚染物質がすべて飛來してくる。特に日本は地震後、原発から石炭火力発電に切替え、日本のゴミも焼卻処理していることから、中國の環境への影響が非常に大きい。だから中國だけを非難できない。汚染は削減する必要があるが、異常気候や周辺國の狀況も無視できない」と述べた。