第二次世界大戦のヨーロッパ戦勝記念日を迎え、ドイツの有名な歴史學者、ハンス=ウルリヒ? ヴェーラー氏は、「第二次世界大戦の終戦から60年以上が経過した今日、日本は依然としてその頑なな姿勢を維持し、不快感を與えている。日本は最終的に、その深刻な戦爭の罪を認めなければならない」と語った。
ヴェーラー氏は、「日本の多くの國民は、第二次世界大戦を十分に理解していない。私は訪日したことがあるが、日本の同業者と議論することは困難だ。例えば南京大虐殺について、日本では公に議論することができない。これはドイツとの大きな差だ」と指摘した。
ヴェーラー氏は、「私が學生とナチスの問題について議論すると、彼らはこの歴史をよく理解しており、さまざまな具體的な問題(なぜこのような民族粛清政策が生じたかなど)を挙げることができる。これは日本ではありえないことだ。また日本には、戦爭の罪を客観的に記述した教科書がない。ドイツ、英國、米國などの西側諸國の観察者から見ると、日本は最終的に深刻な戦爭の罪を認め、學校で教育を行い、大學內で講座?シンポジウムを開くことを奨勵し、かつ関連する問題を生じさせた條件について公の場で率直に議論しなければならない。これは明らかなことだ」と述べた。