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耳障りに聞こえる麻生発言 史実に太刀打ちできない

耳障りに聞こえる麻生発言 史実に太刀打ちできない。 日本の麻生太郎副総理はインド訪問時「日本は海上で中國と隣り合い、インドは陸上で中國と國境を接しているが、われわれは過去1500年以上の歴史において、中國との関係が極めてスムーズにいったことはない」と主張した…

タグ: 麻生 発言 史実 

発信時間: 2013-05-17 15:09:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は1868年の明治維新後急速に臺頭し、帝國主義列強の1つとなった。1874年、日本は中國の臺灣に初めて出兵した。1894年、日本は甲午戦爭(日清戦爭)を発動し、戦爭終結を待たずに釣魚島の占有を閣議で秘密決定した。1895年、日本政府は不平等な馬関條約(下関條約)に署名して臺灣島及びその付屬島嶼を割譲することを清政府に強いた。1945年の日本の敗戦?降伏までの50年間、釣魚島を含む中國の臺灣省は日本に植民地支配された。1931年、日本は「九一八事変」(満州事変)を発動し、中國東北部の大々的な侵奪?占拠を開始した。1937年、日本は「七七事変」(盧溝橋事件)を引き起こし、中國全面侵略戦爭を発動して、中國人民に深刻な災禍をもたらした。

中日関係は確かに曲折と起伏を経験した。不幸な歴史もあった。これら全ては例外なく、中國に対する敵視政策、詐欺や力ずくの奪取、武力干渉、野蠻な侵略によって日本が一方的にもたらしたものだ。

遺憾なことに麻生氏は日本の侵略戦爭発動と植民地支配の歴史に対して正しい認識を持たず、いささかも反省しないだけでなく、傲慢にも逆に中國に不満を抱き、非難している。これは誤った歴史観を露呈するものであり、釣魚島問題で「鶏を盜もうとして果たせず、逆に餌として持っていた一握りの米まで失った」挫折感の発散でもあるようだ。中國を念頭に置いた、さらに大きな「価値観同盟」の構築がその狙いだ。

2000年余りの中日関係史を俯瞰すると、本流は常に友好だった。歴史が何度も証明しているように、日本が平和的発展の道を歩み、日本の指導者が國家責任、政治的知恵、歴史的責任を具體化しさえすれば、両國関係は前向きに発展し続け、両國人民に幸福をもたらす。

國は信頼無くば立たず。日本の政府と指導者は約束を誠実に守り、歴史と現実を直視して、中日関係発展とアジアの平和?安定維持のために賢明な聲を発し、正しい事をすべきだ。

だが最近、日本の政界では右傾的発言がやかましく飛び交っている。自民黨の高市早苗政調會長は「村山談話」の見直しを主張。日本維新の會の黨首の1人、橋下徹は「慰安婦制度は當時軍の規律を維持するために必要だった」と公言し、同黨のもう1人の黨首、石原慎太郎は日本は「軍事國家」になるべきだとして、核武裝について議論することも主張した。

日本の右翼政治屋がこれほど増長しているのは、國內の民族主義感情を煽り立て、7月の參院選勝利に向けてムードを盛り上げ、その後憲法改正に全力を挙げ、束縛を徹底的に打破し、軍事同盟を強化し、軍備を整え直し、対外的に武力を誇示することが目的の1つだ。戦後の平和路線に関する國內規則と國際秩序をひとたび打破すれば、日本が將來アジア隣國に一層の危害を加えることは必至と言えよう。

「人民網日本語版」2013年5月17日

 

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