民主黨前幹事長、前副総理の岡田克也氏は6月13日夜に東京で開かれた集會で、安倍內閣は國家財源の枯渇を鑑みず、新たな経済発展戦略を次々と打ち出しており、日本の政治が方向を見失い始めたと批判した。

日本新聞網は6月13日、岡田氏が集會で「安倍首相は経済発展戦略を打ち出し続けているが、その財源はどこにあるのか」と語ったと伝えた。

岡田氏は、「安倍內閣が制定した一連の日本経済振興戦略では、公共事業(yè)?教育?農業(yè)への投資を増加し、法人企業(yè)についても減稅政策を実現(xiàn)しなければならない。これを続ければ、すべての基礎となる國家財政収支の保証が難しくなるというのに、2020年までに黒字化を実現(xiàn)しようとしている。これはブラックジョークとしか言い様がない」と指摘した。

2012年12月に政権與黨の座を明け渡した民主黨政権の前首脳が、現(xiàn)政権の安倍內閣を手厳しく批判した。岡田氏の所屬する民主黨は過去3年間の執(zhí)政中に緊縮財政策を実施し、支出を削減することで、國家財政の赤字削減に取り組んだ。しかし安倍首相は就任後に180度の方針転換を行い、積極的な財政拡大策を推進した。しかし國家財政の増加が見込めない現(xiàn)狀で、安倍首相は負債を増やし改革を進めており、政界?市場関係者の間に懸念が広がっている。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2013年6月14日

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