最優秀賞(日本大使賞)受賞者李敏さん。日本僑報社提供
11月1日、日本僑報社?日中交流研究所が主催する「第9回中國人の日本語作文コンクール」の各賞の入賞者名簿が発表された。最優秀賞である日本大使賞は國際関係學院の李敏さんの作品が受賞した。
また、一等賞には、中國醫科大學の李渓源さん、首都師範大學の趙思蒙さん、南京大學金陵學院の毛暁霞さん、華僑大學の李佳南さん、西安外國語大學の張佳茹さんの作品が選ばれた。二等賞15名、三等賞40名、佳作賞50名の受賞者名簿http://duan.jp/jp/2013shou.htm
今回で第9回目を迎えた「中國人の日本語作文コンクール」は、日本僑報社と日中交流研究所が主催するもので、日本外務省、在中國日本國大使館、中國日本商會、北京日本人會などが後援、株式會社ドン?キホーテと朝日新聞社、東芝國際交流財団が協賛した。
締め切り日の5月31日までに屆いた2938篇にも上る応募作は、29地域、計166校の生徒から寄せられた。
日本僑報社では50篇以上の団體応募を行った23校に「園丁賞」を授與し、応募數によって25~5萬円分に相當する同社出版書籍を贈呈した。「園丁賞」受賞校のうち7校からは100篇以上の応募があり、參加學生のみならず、教官たちも熱意をもってこのコンクールに取り組んでいることが感じられた。
今回のテーマは「感動」で、いずれの作品にも、自身の経験や親類、友人などから聞いた話まで、『中國と日本にまつわる感動エピソード』が、一般的な中國人學生の目を通して生き生きと描かれていた。
この「中國人の日本語作文コンクール」は2005年から開催されており、毎回100以上の學校から3000篇近い応募が寄せられており、近年では中國在住の日本語學習者から熱い注目を集めるコンクールとなっている。また、同コンクールの上位受賞者の作品は毎回書籍としてまとめられ、日本僑報社から出版される。これまでに出版された8冊の受賞作品集は、出版後、日中両國で大きな反響を呼んでおり、中でも第二回の受賞作品集『壁を取り除きたい』は朝日新聞の書評委員により2006年の「お薦め 今年の3點」のひとつに選ばれたほか、第8回の受賞作品集『中國人がいつも大聲で喋るのはなんでなのか?』は、読売新聞とサンデー毎日にて大きく取り上げられた。
第9回の受賞作品集『中國人の心を動かした「日本力」』は、11月末に東京で出版される予定で、授賞式及び一等賞以上受賞者のスピーチ大會は、12月12日午後、北京の日本大使館で開催される予定。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月4日