「歳月が人々の真珠灣事件に対する記憶を薄れさせることはない」米國はハワイ州で7日、真珠灣事件発生から72周年を記念する盛大な式典を開いた。事件発生當(dāng)時の老兵、現(xiàn)役の將校、政府高官を含む約2500人が同式典に出席した。「環(huán)球時報」が伝えた。
ボストン?グローブ紙は8日、「多くの人が真珠灣奇襲事件と直接関連していないが、米國の國民はこの記念活動を非常に重視している」と伝えた。NBCニュースは7日、「72年後、真珠灣事件が再び人々の心の中に浮かび上がった」と報じた。ロサンゼルス?タイムズ紙は7日、ハリス米太平洋艦隊司令官の発言を引用し、「真珠灣事件の生存者は米國の國民に対して、常に警戒心を維持する必要性を絶えず訴えかけている」と伝えた。
日本テレビは8日、「真珠灣事件の72周年を記念するため、長崎市原爆落下中心地は當(dāng)日、不戦集會を開いた」と報じた。情報によると、第二次世界大戦の40人の生存者と中高生がこの活動に參加し、戦爭の被害者の冥福を祈った。不戦集會において、出席者らは特定秘密保護(hù)法について、安倍晉三首相および自民黨?公明黨に宛てた抗議文を読み上げた。長崎市原爆落下中心地は毎年8月15日の敗戦記念日と、12月8日の太平洋戦爭開戦日に、不戦集會を開いている。
朝日新聞の天聲人語は8日、「特定秘密保護(hù)法が可決され、先ほど國家安全保障會議が設(shè)置された。これらはいずれも、外交?軍事面で米國との提攜を強化する法律だ。安倍內(nèi)閣は今後、武器輸出三原則、集団的自衛(wèi)権の憲法解釈の見直しに取り組むことになる。安倍政権の野心がひとたび実現(xiàn)されれば、平和國という日本の戦後體制が終了することになる。12月8日という日を忘れてはならないが、與黨が特定秘密保護(hù)法を強行採決した、12月6日というこれよりも忘れてはならない日が追加された」と指摘した。
真珠灣事件と太平洋戦爭の勃発を記念するため、日本の多くの専門家による「村山談話を継承し発展する會」が6日、參議院議員會館で記者會見を開いた。
琉球大學(xué)名譽教授の高島伸欣氏は記者會見で、「日本國民、特に若い世代は、70年以上前の戦爭を正確に理解しておらず、日本メディアも歴史に対して正確かつ統(tǒng)一的な認(rèn)識を持っていない。一部の日本の教科書は、日本の侵略戦爭の一部について觸れているが、まだまだ改善の余地は殘されている。専門家と學(xué)者は歴史を振り返ることで、國民に歴史の真相、日本が負(fù)うべき責(zé)任を知らせる責(zé)任がある」と語った。同志社大學(xué)教授の淺野健一氏は、「特定秘密保護(hù)法は軍隊を保有せず、戦爭を仕掛けられないという國家の現(xiàn)狀を破壊し、憲法および日中平和友好條約に違反している。いかに安倍政権を打倒するか、これは平和を愛する日本人の今後の重要な課題になる」と指摘した。村山談話を継承し発展する會の理事長の藤田高景氏は、「安倍首相の過去の発言を見ると、危険な政治家であることが分かる。安倍首相は、日本が世界から信頼を得た村山談話と河野談話を見直し、平和憲法、二度と戦爭を仕掛けないという平和な日本の現(xiàn)狀を変えようとしている」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2013年12月9日