日本の右翼保守勢力が再び、第二次世界大戦の侵略の歴史を否定し、歴史を巻き戻そうとする悪い流れを見せている。その具體的な動きはこうだ。南京大虐殺、慰安婦問題を否定し、日本の神風特攻隊を美化し、靖國神社參拝を正當化し、極東國際軍事裁判の合法性を否定し、中國を第一次世界大戦を引き起こしたドイツなどと例えている。日本の右翼勢力はこれらの噓と謬論を繰り返しているが、その主な目的は第二次世界大戦後に形成された國際秩序を打破する輿論の勢いをつけ、日本を第二次世界大戦の敗戦國としての地位から脫卻させ、日本に戦前の好戦的な「帝國の威風」を取り戻させ、日本を右翼勢力にとっての「正常な國」にすることだ。
日本の右翼勢力の噓と謬論に対して、中國は國家の立法という厳格な手段により、9月3日を中國人民抗日戦爭勝利記念日に、12月13日を南京大虐殺犠牲者國家追悼日にすることを検討している。これは中國を含むアジアの被害國に血生臭い侵略戦爭を仕掛けたことを否定しようとする、日本の右翼勢力に対する最も効果的な反撃であり、中國人民が侵略に対抗する正義の戦爭で完勝を収めた最良の記念でもある。歴史を消すことはできず、正義が永遠に天地に殘るのだ。
「歴史書を読むと賢くなれる」これは英國のベーコンの明言だが、日本の右翼勢力に用いると、「歴史を正視しようとしない、完全に歴史を忘れてしまった空言を吐く狂人」ということになる。
歴史に対して目を閉ざしても、歴史の客観的な存在を否定できない。南京大虐殺、慰安婦、第二次世界大戦の戦犯など、いずれも揺るがぬ証拠があり、書き換えることはできない。