2014年の全國(guó)両會(huì)（全國(guó)人民代表大會(huì)、全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議）が間もなく開幕する。中國(guó)が改革を全面的に深化する初年度に開かれる両會(huì)は、13億の中國(guó)人の心に影響を與えるほか、國(guó)內(nèi)外の各界から注目を集め、中國(guó)を研究する専門家の関心を引き付けている。中國(guó)網(wǎng)の記者は清華大學(xué)?野村総合研究所中國(guó)研究センター（TNC）常務(wù)副主任、野村総合研究所主席コンサルタントの松野豊氏を獨(dú)占インタビューし、今年の全國(guó)両會(huì)の注目點(diǎn)と考えについて語ってもらった。

松野氏は今年の両會(huì)で最も注目していることについて、「2013年11月に開かれた黨中央委員會(huì)第三回全體會(huì)議（三中全會(huì)）でさまざまな改革案が出された。私が最も注目しているのは、今年の全國(guó)両會(huì)でこれらの改革案がどのような具體的な措置によって示されるかだ」と指摘した。長(zhǎng)期に渡り中國(guó)の経済?社會(huì)を研究している松野氏は、中國(guó)の「國(guó)有企業(yè)改革」と「司法制度改革」に特に注目している。松野氏はこの二つの議題を、中國(guó)経済の構(gòu)造調(diào)整、環(huán)境汚染問題の改善の重要點(diǎn)?突破口としてとらえている。

中國(guó)の経済?社會(huì)には過去1年間で、さまざまな出來事があった。松野氏は最も印象的な出來事について、「中國(guó)共産黨中央委員會(huì)による『八項(xiàng)規(guī)定』（官僚の職務(wù)規(guī)定）の施行だ。これは清廉?公正、倹約勵(lì)行を示す社會(huì)の正しい気風(fēng)であり、稱賛に値する」と指摘した。

2014年は改革の全面的な深化の初年度とされている。松野氏は、中國(guó)は主に次の二つの點(diǎn)を改革の足がかりにすべきと分析した。まず中國(guó)は國(guó)有企業(yè)改革の深化を継続し、市場(chǎng)経済の各種制度を制定?健全化し、産業(yè)構(gòu)造の実質(zhì)的な調(diào)整を推進(jìn)するべきだ。次に現(xiàn)在の中國(guó)社會(huì)は、司法制度および土地制度の改革の深化を続けることで、両制度の不備による不公平で非合理な現(xiàn)象をなくすべきだ。