次は道の爭(zhēng)いだ。日本はアジアで初めて現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)した國(guó)であり、アジアの優(yōu)等生である。中國(guó)の現(xiàn)代化の過(guò)程において、日本は中國(guó)の師であった。中國(guó)は平和的発展の道を歩むと稱し、日本は「積極的な平和主義」を提唱したが、どちらが真の平和で、長(zhǎng)く持続できるだろうか?日本は、戦後歩んだ平和的発展の道は世界に広く認(rèn)められており、現(xiàn)在はこれを正常化させており、持続可能な道になったと考えている。中國(guó)は國(guó)家管理能力、管理システムの現(xiàn)代化を提唱し、中國(guó)は平和的に発展し、他國(guó)も平和的に発展しなければならないとした。こうして、現(xiàn)代化の道を巡る中日の爭(zhēng)いが形成された。
それから道義の爭(zhēng)いだ。中國(guó)は自國(guó)を世界の反ファシズム戦爭(zhēng)の勝利國(guó)としており、日本は敗戦國(guó)だと考えている。しかし日本はこう考えてはおらず、米ソもしくは國(guó)民黨政府に負(fù)けたのであり、新中國(guó)は戦勝國(guó)ではないとしている。歴史上、中國(guó)は日本を負(fù)かしたことがなく、日本が中國(guó)を2回負(fù)かしたというのだ。ゆえに中日の戦勝?敗戦の爭(zhēng)いは、道義の爭(zhēng)いに変わった。シャングリラ會(huì)合の開催期間中、シンガポール外務(wù)省特使のトミー?コー氏は日本に対して、フィリピンにならい釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題を國(guó)際司法裁判所に提訴し、道徳的に有利な地位を占めるよう提案した。この提案は、安倍首相に突っぱねられた。日本は釣魚島の主権に係爭(zhēng)が存在することを認(rèn)めていないからだ。日本は周辺のすべての隣國(guó)との間に領(lǐng)土主権の問題を抱えている唯一の國(guó)かもしれない。自國(guó)が支配していなければ主権の係爭(zhēng)を主張し、自國(guó)の管轄権內(nèi)であれば主権の存在を否定する。これはアジア諸國(guó)に対する、敗戦國(guó)の身分を否定する態(tài)度の表れだ。
梁?jiǎn)櫝袭?dāng)時(shí)、三つの中國(guó)(中國(guó)の中國(guó)、アジアの中國(guó)、世界の中國(guó))を提唱した。中日の道徳の爭(zhēng)いは「中國(guó)の中國(guó)」、道の爭(zhēng)いは「アジアの中國(guó)」、道義の爭(zhēng)いは「世界の中國(guó)」に當(dāng)てはまる。ゆえに中國(guó)は「三つの中國(guó)」の身分を完全に示す必要があり、日本はその課題?試練となる。中日の爭(zhēng)いは、中國(guó)の臺(tái)頭が避けて通れない障壁だ。(筆者:王義桅)
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2014年6月5日