「日本の國際原子力機関(IAEA)への報告に、640キロのプルトニウムの申告漏れがあった」共同通信社が7日に伝えたこの情報は、日本で話題となった。8日付の東京新聞は、「各國が毎年IAEAに提出するプルトニウム保有量の報告書の中で、日本は原子爐內(nèi)の未使用の核燃料に含まれる640キロのプルトニウムについて報告していなかった」と伝えた。
IAEAの計算方法によると、これは約80発の核ミサイルを製造できる量だ。日本のプルトニウム保有量は先ほど対外的に発表した約44トンではなく、実際には45トン弱に上ることが分かる。日本はすべての核兵器を持たない國の中で、最多のプルトニウムを保有している。
「ミス」に気付いた日本の専門サイト「核情報」は、トップページに長編の報告を掲載し、日本政府がプルトニウム保有量の分類方法を混同したこと、プルトニウム保有量の公開に不透明な點があることを批判し、「再処理工場を運転する資格などない」と稱した。
8日付の東京新聞は「誤解を招き、世界を欺き、再処理に対する不信任を深めた」と題する記事を掲載した。內(nèi)容は下記の通り。
2012年と2013年にIAEAに提出した報告書の中で、日本はこの640キロのプルトニウムを計算に入れていなかった。擔當の原子力委員會事務局は「爐內(nèi)にある燃料は使用中と見なし、以前から報告対象外。核テロ対策上も問題ない」と説明するが、専門家からは「どこにあろうが未使用のプルトニウム。報告に反映すべきだ」(オリ?ヘイノネン元IAEA事務次長)と問題視する聲が上がっている。