韓國KBSテレビは、「安倍首相の訪米中、首相に謝罪を求める聲が日増しに高まっている。韓國のおばあさん、李容洙(イ?ヨンス)さんは26日にボストンの教會を訪れ、日本軍の慰安婦にされた悲慘な運命について訴えた。李さんは、安倍首相は良心にもとる噓をつき続けているが、その良心に基づき慰安婦問題について謝罪すべきだと主張した。ワシントンの慰安婦に同情する市民団體は28日より2日連続で、安倍首相が演説する議事堂前で大規模な抗議活動を行う予定だ。參加者は700人を超える見通し。また韓國系住民は安倍首相が訪問するワシントン、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどの各都市で抗議活動を実施する予定だ」と伝えた。
ニューヨーク?タイムズは20日に「安倍氏と日本の歴史」と題した社説を発表したばかりだが、27日には読者からの3通の書簡を掲載した。一通目はニューヨーク?タイムズの社説に抗議する、川村泰久外務報道官の書簡だった。「安倍內閣は『歴史修正』ではない。安倍首相は歴史を前にして謙虛な姿勢を維持しており、社説が論じるような『曖昧な態度』は示していない。安倍首相の今回の訪米は、米日同盟の『歴史的なチャンス』だ」
ニューヨーク?タイムズは回答を避け、川村氏の書簡の下に、その他の読者の書簡を掲載した。ニューヨーク大學元教授の鶴見氏は、「帝國主義時代の日本は國內外で暴行をはたらいた。しかし安倍政権は日本の教科書から、すでに多くの歴史を消している。安倍首相の今回の米議會演説は、村山談話の內容に再言及しなければならない。さもなければ日本はアジア太平洋の安全を脅かし続けるだろう」と論じた。もう一通は第二次大戦に參戦した米海軍元兵士(92)の書簡で、「殘忍なバターン死の行進と日本軍の捕虜収容所により、私は日本軍國主義を忘れられなくなり、許せなくなった。この社説に感謝する、我々は歴史の本來の様子を口にしなければならない」と記した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年4月28日