國際秩序
中國の新しい指導者の就任後、習近平主席は2013年3月にロシアを訪問し、「各國は協力?ウィンウィンを中心とした新型の國際関係の構築を共同で進めるべき」と初めて提案した。
9月3日の講話で、習近平主席は「世界各國は國連憲章の宗旨と原則をはじめとする國際秩序と國際體系を共同で維持し、協力?ウィンウィンを中心とした新型の國際関係を積極的に構築し、世界の平和と発展のためになる崇高な事業を共同で進めるべき」と再度強調した。
世界の多極化とグローバル化の発展動向に合わせるため、中國は各國と共に前進し、國際秩序と國際體系に必要な改革と改善を推進し、それをより公正かつ合理的にし、世界、とくに戦後に成長してきた発展途上國の望みをかなえる意思がある。
人類の文明
習近平主席は、「平和のために、私たちは人類の運命共同體という意識を打ち固める必要がある。偏見と差別、恨みと戦爭は災難と苦痛をもたらすだけである。互いに尊重し、平等に付き合い、平和的に発展し、共に繁栄することこそが正しい道である」と述べた。
北京大學國際関係學院の朱鋒教授は、「全人類が運命共同體を結成することで味方同士で殺し合ったり、災いを他に押し付けることはなくなり、協力?ウィンウィンの美しい未來に向かって共にまい進し、世界の文明の多様性を維持することができる」と話した。
アナリストは、中國は第二次世界大戦に関する正確な歴史観をしっかりと守り、平和的発展と協力?ウィンウィンを基礎に、「共同、総合、協力、持続可能な安全観」に導かれ、「運命共同體」の主線を構築し國際秩序の合理化?改善を進めていくと話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月4日