韓國政府が慰安婦問題をめぐる韓日の合意に基づき、舊日本軍の慰安婦被害者に現金1億ウォンを支給する方針について、「ナヌムの家」(京畿道広州市)で暮らす被害者6人が受け取りを拒否する意向を固めた。韓國メディアが伝えた。
「ナヌムの家」では28日午後、慰安婦被害者6人と家族3人、遺族5人らが対策會議を行い、政府の方針に対する意見を交換したという。
會議で慰安婦被害者の李玉善(イ?オクソン)さんは「法的賠償金を求めたのに慰労金を支給するのか」と批判した。
また「ナヌムの家」で暮らしている慰安婦被害者6人を含む12人は、両國政府による慰安婦合意は憲法裁判所の決定に反するとして、韓國政府を相手取り1人當たり1億ウォンの損害賠償を求める訴訟を起した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年9月1日