日本の安倍晉三首相は2日、ミャンマーのアウン?サン?スー?チー國家顧問兼外相と東京で會談した。安倍首相は會談で「ミャンマーの友人」を自稱し、ミャンマーに総額8000億円規模の経済援助を行うと約束した。
中國社會科學院の學者である盧昊氏は「安倍首相は積極的にミャンマーを抱き込んでいるが、これは最近の東南アジア外交の攻勢における、重要な部分だ。安倍首相は利益、価値観、さらには感情などのカードを一気に切り出し、首脳外交でミャンマーとの関係を強化しようとしている。しかしスー?チー氏の政策と訪問活動を見ると、その外交政策がバランス主義であり、実利と経済を優先していることが分かる。ミャンマーが喜んで日本の対中包囲網の一環になるとは、現実的ではない」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年11月3日