日本は最近、新たに発足した上陸作戦部隊(duì)の宣伝に力を入れている。さらに「水陸機(jī)動(dòng)団」が間もなく新設(shè)と発表し、米日合同の上陸訓(xùn)練をアピールしている。しかし香港紙?亜州時(shí)報(bào)（電子版）が10日に掲載した、米コラムニストのGrant Newsham氏の分析によると、日本は近年上陸作戦の兵力を大幅に強(qiáng)化しているが、規(guī)模?実戦訓(xùn)練?裝備発展?運(yùn)用理念などの面で中國(guó)に追いついていないという。記事の要旨は下記の通り。

人員：規(guī)模も訓(xùn)練も不足

日本は上陸部隊(duì)の発足を大々的にアピールしているが、兵力はわずか3000人だ。自衛(wèi)隊(duì)に頻繁に仮想敵とされている中國(guó)人民解放軍のうち、すでに3?4萬(wàn)人が上陸作戦訓(xùn)練の參加経験を持つ。中國(guó)メディアによると、解放軍は將來的に海軍陸戦隊(duì)を、現(xiàn)在の2萬(wàn)人から10萬(wàn)人に拡充することを検討している。

上陸作戦は海と陸の協(xié)力を必要とする。しかし作戦訓(xùn)練において、海上自衛(wèi)隊(duì)は數(shù)多くの任務(wù)を抱えているが、船員が少なく、陸上自衛(wèi)隊(duì)との協(xié)力経験も不足している。自衛(wèi)隊(duì)はさらに、訓(xùn)練場(chǎng)と十分な資金を持たない。新設(shè)される水陸機(jī)動(dòng)団は一度でもせいぜい600人しか上陸作戦に投入できず、海外での人道支援、災(zāi)害救助、合同演習(xí)などの危険の少ない軍事行動(dòng)に適している。中國(guó)の上陸作戦部隊(duì)は、東中國(guó)海や南中國(guó)海で頻繁に実戦的な火力訓(xùn)練を行っており、ロシアとも頻繁に海上演習(xí)を行っている。

裝備：數(shù)と性能に差

人員や訓(xùn)練と同様、中日の上陸部隊(duì)の裝備にも明らかな差がある。自衛(wèi)隊(duì)最大の艦艇「かが」が先月進(jìn)水?就役した。かがには上陸作戦のため、ヘリ9機(jī)を搭載できる。さらに日本側(cè)の発表によると、かがと同型の姉妹艦「いずも」が今年5月、南中國(guó)海を経由しインド洋に入り、インド?米國(guó)海軍と演習(xí)を行う予定だ。

かがといずもは改造後、F-35B戦闘機(jī)を搭載できるため準(zhǔn)空母と見なされているが、設(shè)計(jì)當(dāng)初より対潛、艦隊(duì)指揮、固定翼機(jī)搭載といった多くの任務(wù)を付與された。設(shè)計(jì)者は2萬(wàn)トンの艦體に余りにも多くの設(shè)備を詰め込んでおり、上陸作戦に用いる裝備のスペースを占めている。

中國(guó)はすでに071型大型揚(yáng)陸艦4隻と、多くの水陸両用車、上陸用舟艇を保有している。071型はトン數(shù)でいずもをやや下回るが、上陸作戦に特化している。

目標(biāo)：全體的な使用計(jì)畫の不足

日本の上陸作戦部隊(duì)の建設(shè)は、中國(guó)より大幅に遅れている。上陸作戦能力をつけようとする日本側(cè)の取り組みは見栄えがいいが、実際には盲目的で短絡(luò)的な軍拡だ。日本メディアは、水陸機(jī)動(dòng)団新設(shè)の目的は、中國(guó)を念頭に置く島嶼攻防戦のみに限られ、この攻撃型部隊(duì)の全體的な使用計(jì)畫が存在しないと判斷している。

中國(guó)軍側(cè)は上陸作戦部隊(duì)の潛在的な価値を深く理解しており、「能力の體系化、任務(wù)の多様化」を強(qiáng)調(diào)している。中國(guó)の「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）計(jì)畫の推進(jìn)に伴い、中國(guó)海軍陸戦隊(duì)と上陸作戦部隊(duì)は將來的に、ジブチやパキスタンの基地、その他の地域の港灣を通じ、インド洋さらには地中海に姿を現(xiàn)す可能性がある。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2017年4月12日