日本政府は最近、歴史問題をめぐり不穏な動(dòng)きを続けている。例えば安倍晉三首相は21日、「內(nèi)閣総理大臣」名で春季例大祭中の靖國神社に供物を奉納し、総務(wù)大臣ら國會(huì)議員90人以上が集団參拝した。さらに約1カ月前に閣議決定された政府答弁書は、「憲法や教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」とした。文部科學(xué)省はさらに、新しい中學(xué)校の學(xué)習(xí)指導(dǎo)要領(lǐng)で、「銃剣道」を追加した。

日本政府のこれらの動(dòng)きは、國內(nèi)と國際社會(huì)の平和を愛する人々から強(qiáng)く警戒されている。周知の通り、靖國神社は単なる宗教の場ではなく、東條英機(jī)ら第二次大戦中のA級(jí)戦犯14人が祀られる、日本軍國主義の精神の殿堂である。教育勅語は戦時(shí)中の教育理念であり、軍國主義を正當(dāng)化する內(nèi)容が含まれる。銃剣道は第二次大戦中の日本軍の日常的な訓(xùn)練內(nèi)容の一つだ。

歴史に逆行を繰り返す安倍政権は、何を狙っているのだろうか。まず軍國主義による侵略の歴史を知らぬ間に覆い隠し、美化しようとしている。安倍首相は靖國神社の敏感性をよく理解している。2013年12月に參拝し、各方面から強(qiáng)い抗議と批判を浴びると、利害を考え參拝を回避している。しかし春季例大祭、秋季例大祭、いわゆる「終戦記念日」になると、供物を奉納することを忘れない。これは「戦犯」の性質(zhì)をあいまいにし、戦爭の「犠牲者」と混同するためだ。

次に、日本政府の教科書に関する小さな動(dòng)きも、決して偶然ではない。文部科學(xué)省が2015年に検定を通過させた教科書は、「従軍慰安婦」や「強(qiáng)制」などの文言を削除した。戦爭の罪に関する教科書の內(nèi)容を意図的に削除すると同時(shí)に、軍國主義のほこりが教育內(nèi)容で再び燃え上がっている。

國連を中心とする戦後レジームから脫卻することも、日本政府の目的の一つだ。安倍首相の計(jì)畫によると、日本の國としての身分は単なる経済大國だけではなく、政治?軍事大國でなければならない。安倍首相は近年、集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)を推進(jìn)し、安保関連法案を可決し、自衛(wèi)隊(duì)の能力と活動(dòng)範(fàn)囲の拡大の障害を取り払い、最終的に平和憲法を改定しようとしている。