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世界を旅した日本人が武漢で腰を據える

世界を旅した日本人が武漢で腰を據える。6日午後7時30分、湖北省武漢市の街道口阜華ビル3階にあるカレー屋で、島田孝治さん(70)が中國人學生に日本語を教えていた…

タグ:湖北省 武漢市 旅行

発信時間:2017-11-10 11:28:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


世界を旅した日本人が武漢で腰を據える

學生に日本語を教える島田さん(撮影?許魏巍)。

6日午後7時30分、湖北省武漢市の街道口阜華ビル3階にあるカレー屋で、島田孝治さん(70)が中國人學生に日本語を教えていた。(文:姚伝龍。長江日報掲載)

2010年5月から、島田さんはこのカレー屋を経営し、今年で7年目になる。ここ7年、ビザ更新などのために日本に帰っている時以外は、カレー屋で働いているか、若者に日本語を教えているかして過ごしている。

島田さんは35歳の時、米國やイタリア、スイス、デンマーク、スウェーデンなど、世界各地に足を運んでいたため、今のような生活は受け入れられず、「生きている間にいろんな文化のおもしろさを體験しなければ」と感じていたという。

しかし、今は武漢で充実した楽しい毎日を送り、「ここは故郷のようで、ここでの生活が好き」と島田さん。

留學生との縁で中國へ

1947年に福岡で生まれた島田さんは大學卒業後、普通の若者と違い、結婚して子供を作ったりせず、自由な時間のほとんどを読書や旅行に費やした。

そして、旅行を通して、いろんな文化に觸れることが一層楽しくなった。日本の島田さんの家の周りには中國人留學生が住んでおり、それらの若者と知り合い、地元のおいしい物を食べさせてあげたり、アルバイト探しを手伝ったり、生活上のサポートをしたりするようになった。「若者から活力をもらい、留學生との交流を通して、中國のことをもっと深く知りたいと思うようになった」。

09年に退職した島田さんはもともと家で読書をしたりして、のんびりと生活する予定だったものの、武漢出身の留學生から「武漢は『大學の都市』で、在學中の大學生の數は世界で指折り」と教えてもらい、さらに、「武漢に戻って日本式のカレー屋を開くつもりで、手伝ってほしい」と言われたという。そして、仲良くしていたその留學生に心を動かされ、10年5月に武漢を訪れた。

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