ホテルが東京の「水天宮」という場所にあったため、水天宮とは何だろうかと疑問を抱いた。
その日の夜、月に照らされた夜桜の道を歩きながら、筆者は明るい提燈に「水天宮」と書かれているのを目にした。近づくとその提燈には椿が描かれており、觸れただけで芳しい香りが漂いそうなほどだった。翌日再び通りかかると、そこが美しい神社であることに気づいた。
高層ビル群に囲まれているが、石段を登ると水天宮には依然として世俗から離れた靜けさがある。境內には母と子の像が設置されている。江戸時代より、水天宮は安産祈願で有名な場所となっている。子寶を求める人、安産を願う人、それから健やかな成長を祈る人で、一年を通じ參拝客が訪れる。
境內には椿が植えられ、満開だった。どの花も多彩な美を見せてくれた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月13日