「過去の経験を忘れず、將來の戒めに」

今回の「ジョン?ラーベ?南京のシンドラー?」の上映は、日本の民間団體「憲法を考える映畫の會(huì)」が主催した。同市民団體は2013年から毎月映畫1本を上映して、日本の人々が平和憲法の重要な意義を再認(rèn)識(shí)するよう促してきた。

戦爭(zhēng)は鏡のようで、平和の大切さを多くの人に教えてくれる。「憲法を考える映畫の會(huì)」の責(zé)任者?花崎哲さんは取材に対して、「今年5月のアンケート調(diào)査で、多くの人が『ジョン?ラーベ ?南京のシンドラー?』を見たいと思っていることが分かった。日本で政権を握っている政黨が憲法第9條を改正しようとしているのと同時(shí)に、今年は南京大虐殺が起きて丸80年。同作品を上映することの意義は強(qiáng)調(diào)してもしきれない」と語った。

「當(dāng)団體と連絡(luò)を取って、自分の住む団地で『ジョン?ラーベ ?南京のシンドラー?』を上映してもらいたい」。日本の民間団體「南京?史実を守る映畫祭実行委員會(huì)」の荒川さんは、今回の來場(chǎng)者約100人を前に、「一人でも多くの日本人が南京大虐殺のことを深く知る機(jī)會(huì)を作りたい。過去の経験を忘れず、將來の戒めとしなければならない」と呼びかけた。そして、取材に対して、「南京大虐殺の歴史を知り、銘記することは、日本人にとって非常に重要。そのために、09年に『南京?史実を守る映畫祭実行委員會(huì)』を立ち上げ、映畫『南京！南京！』や『ジョン?ラーベ ?南京のシンドラー?』などの上映を行ってきた」と紹介した。

「ジョン?ラーベ?南京のシンドラー?」を上映するために、同団體のスタッフらは、自分たちで約100萬円をかき集め、放映権を手に入れた。さまざまな理由で、「ジョン?ラーベ?南京のシンドラー?」を日本の映畫館で上映することはできなかったものの、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、東京や橫浜、大阪、京都、神戸、名古屋などの市民団體と協(xié)力し、放映イベントを何度も企畫し、延べ1萬人以上がそれを鑑賞したという。

荒井さんは真剣な目つきで、「一人でも多くの日本人に『ジョン?ラーベ?南京のシンドラー?』を見てもらうために、がんばり続けたい。南京大虐殺の歴史を知るかどうかは、日本が本當(dāng)の意味で歴史を教訓(xùn)とできるかだけでなく、アジア、ひいては世界の平和とも関係するため、自分たちは大きな責(zé)任を背負(fù)っているとつくづく感じている」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月14日