文大統領は、韓國と慰安婦被害者は、日本側の心からの謝罪を願っていると述べた。「日本側が隣國と和解を実現し、平和的に共に繁栄する道を歩むことを願っている。日本側が(韓國に)特別に配慮するのではなく、心から反省し謝罪した上で、我々と共に未來に向かうことを願っている」
文大統領は慰安婦問題のほか、韓日間の領土問題についても言及し、獨島に対する領有権の主張を停止するよう促した。
「獨島は日本が朝鮮半島を侵略した時代に、初めて占領した土地だ。獨島は我々の領土だが、日本側がこの事実を否定すれば、侵略行為に対する反省を拒んでいることにほかならない」
獨島は朝鮮半島東部海域のウルルン島から東に約90キロ離れて、2つの大きな島と數十の小島からなる。総面積は約0.18平方キロメートル。韓國、朝鮮、日本が領有権を主張している。韓國が実効支配しており、1954年より小規模の警察部隊を駐留させている。
菅官房長官は1日の定例記者會見で「強い遺憾の意」を示し、韓國側に対して慰安婦問題をめぐる合理を履行するよう再度要求し、韓國側に外交ルートを通じ抗議したと話した。
菅官房長官は「詳細な內容について日韓雙方が合意したことから、日本側は韓國側の問題を蒸し返すやり方をまったく受け入れられない」と延べ、「日韓両國は朝鮮半島問題の対応で協力するべきだ」と呼びかけた。
韓日は慰安婦問題をめぐり、長期的に対立している。アナリストは「韓國は冬季五輪を終えたが、國民から支持されていない慰安婦合意は、両國間のさらに多くの外交問題を引き起こす可能性がある。両國関係は冷え込むことになりそうだ」と予想した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月2日