中國の李克強総理、日本の安倍晉三首相、韓國の文在寅大統領が東京で9日、第7回中日韓首脳會議に出席した。會議では「中日韓首脳の2018年の北南首脳會談に関する共同聲明」が発表された。全文は下記の通り。
(一)中日韓首脳は半島情勢をめぐる現在の前向きな動きについてのこれまでの國際社會によるすべての努力を評価する。中日の首脳は、2018年4月27日の歴史的な北南首脳會談において、文在寅大統領と金正恩委員長の間で合意され、朝鮮半島の完全な非核化および朝鮮半島における恒久的な平和體制の構築という共通の目標を確認した「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言文」を特に評価し、歓迎する。
(二)我々は北南首脳會談の結果を踏まえ、特に來る朝米首脳會談を通じ、関係國によるさらなる努力が、地域の平和および安定に向けた関係國の懸念の包括的な解決に貢獻することを強く希望する。
(三)我々は朝鮮半島および北東アジアの平和と安定の維持は、われわれの共通の利益、かつ、責任であることを再確認し、この目標に向かい共同の努力を強化していく。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2018年5月10日