中國外交部のウェブサイトが8日発表した情報によると、外交部の華春瑩報道官は8日、「雙方の協(xié)議を経て、外交部の楽玉成副部長が今月10日、日本の外務省の秋葉剛男事務次官と日本で新たな中日戦略対話を行うことになった」と発表した。雙方の対話は7年ぶりの再開となる。情報が発表されると、各界から広く注目を集めた。
外交部の情報によると、中日雙方は二國間関係及び共に関心を寄せる國際?地域問題について深く意見交換する。情報によると、中日戦略対話は両國政府が戦略的意思疎通を強化する重要なルートだ。中國側は対話を通じ雙方の政治的相互信頼を促進し、中日関係のさらなる改善と発展を促そうとしている。
日本の外務省のウェブサイトも8日、本件について「8月10日、軽井沢において、日中戦略対話を開催する。雙方は中長期的観點に立って、二國間関係、地域?國際情勢等について、忌憚のない意見交換を行う予定」と発表した。
情報によると、中日戦略対話は2005年5月に北京で初めて開催された。當時は両國関係の氷河期で、両國間の政治的障害を乗り越え、両國の戦略的互恵関係の重要な中身と基本的な枠組みを確定するため重要な力を発揮した。雙方は2012年6月まで対話を13回行った。情報によると、雙方は最後の対話で釣魚島周辺海域で紛爭が発生した場合に緊密に意思疎通し、冷靜に対応することで一致?合意した。雙方はまた、政府レベル以外にも民間レベルで交流を強化することを確認した。
時事通信は8日、「戦略対話の開催は2012年以來7年ぶりで、最近の日中関係の改善が背景にあるとみられる。來春の中國國家主席の訪日に向けた調(diào)整のほか、朝鮮情勢などを協(xié)議する見通しだ」と伝えた。