豈曰無衣、與子同裳(豈に衣無しと曰い、子と裳を同じうせんや)
2月10日、日本の中國企業フォビジャパン株式會社は中國の第一線の醫療関係者に3300著の防護服と6000足のシューズカバーを寄付した。全てのダンボールに「豈曰無衣、與子同裳」という溫かいメッセージが記されていた。
この詩句は『詩経?秦風?無衣』に記載され、秦軍戦士が出征前に詠んだ戦歌で、戦士が勵まし合い、命を顧みず、勇敢で恐れない精神を表現した句である。
服がないというなら、1著の服を一緒に著ればいい。
豈曰無衣?與子同袍。王于興師,修我戈矛。與子同仇(豈に衣無しと曰い、子と袍を同じうせんや。 王于きて師を興こさば、 我が戈矛を修め、子と仇を同じうせん)
豈曰無衣?與子同澤。王于興師、修我矛戟。與子偕作(豈に衣無しと曰い、子と澤を同じうせんや。 王于きて師を興こさば、 我が矛戟を修め、子と偕に作さん)
豈曰無衣?與子同裳。王于興師、修我甲兵。與子偕行(豈に衣無しと曰い、子と裳を同じうせんや。 王于きて師を興こさば、 我が甲兵を修め、子と偕に行かん)
戦國『詩経?秦風?無衣』