日本の「東京新聞」の29日の報(bào)道によると、日本政府は7月30日から、老人ホームや福祉施設(shè)などの介護(hù)機(jī)構(gòu)に8000萬枚の布マスクを追加で配布することを決定した?，F(xiàn)在、不織布マスクは手に入りやすく、布マスクの配布は「稅金の無駄遣い」という聲もある。日本政府は先日、介護(hù)施設(shè)利用者に一人當(dāng)たり7枚の布マスクを配ることを計(jì)畫していた?，F(xiàn)時點(diǎn)で一人當(dāng)たり3枚を受け取っており、殘りの約8000萬枚のマスクも配布していく予定。すべてのマスクは6月に発注したことも明かした。

   菅義偉官房長官は28日、「布マスクは再利用でき、コストについて言えば安価で、感染拡大に備えてマスクを用意しておける。配布を続けることは有意義だ」と示したが、マスク配布には高額の稅金を要し、今回の政府の行動に疑問の聲もある。

   東京のある介護(hù)施設(shè)の擔(dān)當(dāng)者によると、同施設(shè)は5萬枚の不織布マスクを確保した。日本政府が布マスクを配布することについて、「布マスクは洗う必要があり、不織布の方が衛(wèi)生的。この分の予算を別の必要な部分に使用してもらいたい」と話した。

   別の東京のある介護(hù)機(jī)関の理事長も、「大量の布マスクが殘っており、政府は現(xiàn)場の狀況を知らないのか」と疑問を投げかけた。

   布マスクの効果について、聖路加國際大學(xué)公衆(zhòng)衛(wèi)生研究科の大西一成準(zhǔn)教授は、「不織布製の方が、布製よりウイルスなどの通過を防ぐ性能が高い。感染拡大を防ぐなら、不織布製を優(yōu)先して使うべきだ」と指摘した。

   安倍首相は4月1日、全國の約5000萬世帯に布マスクを配布し、1世帯あたり2枚を配ったと示した。その後、日本政府は介護(hù)施設(shè)などに同じマスクを一人當(dāng)たりは7枚配布した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2020年7月30日