橋本聖子氏が18日、東京五輪組織委員會の會長に任命されると、國際オリンピック委員會(IOC)のバッハ會長が祝意を表し、かつ「完璧な人選」と稱賛した。
バッハ氏は、橋本氏は五輪に7回出場した経験を持ち、同時に日本五輪代表団の団長を何度も務めているため、「このポストにとっては完璧な人選」であると述べた。バッハ氏はまた、東京五輪に向けた準備の最後の數カ月において、橋本氏は感染対策の準備を進めるほか、選手の東京における體験に重心を置くことになると述べた。
橋本氏は就任後、「組織委員會の會長に任命され非常に光栄だ。五輪開幕まであと5カ月ほど殘されているが、この役割は重大な責任を意味する」と述べた。
橋本氏はさらに「我々は安全を最優先し、あらゆる手を盡くし、誰もが五輪で安全だと安心できるようにしなければならない」と述べた。
森喜朗前會長が女性蔑視発言で辭任したことから、橋本氏は再び男女平等促進を約束し、かつこの取り組みの「緊急性」を意識している。橋本氏は今後數カ月に渡り、それにふさわしいメカニズムを構築し、良き結果を手にするよう取り組む。
日本の菅義偉首相も同日、政府は橋本氏の就任を支持すると表明し、記者に「橋本氏が自身の経験を十分に活かし、五輪?パラリンピックの理想を葉えるよう取り組むことを願う」と話した。
東京都の小池百合子知事も、橋本氏を力強く稱賛し、緊密に連攜すると約束した。「あらゆる措置を講じ新型コロナウイルスに備え、五輪成功に向け條件を整える」
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年2月19日