東京五輪?パラリンピック組織委員會の橋本聖子會長は25日、來月25日に聖火リレーを開始する段階で、観客動員について判斷を示したいと表明した。
橋本氏は同日、日本スポーツ庁の室伏広治長官との面會後、上述した観點を示した。「できれば観客動員に関するプランを早めに打ち出し、少なくとも1つの大きな方向性を示したい」
會長に先週就任したばかりの橋本氏はまた、「聖火リレーが3月25日に始まることから、その段階で大きな方針を示さなければならない。リレーが始まれば競技が始まることを意味する。このタイミングは非常に重要だ」と述べた。
國際オリンピック委員會(IOC)のバッハ會長は前日、組織委員會後に記者団を前にし、海外客の判斷時期は4月もしくは5月初めになると述べた。また、五輪のチケット及び出入國の問題を余り先延ばしできないと述べた。
「最後の時まで待ちたいが、それは不可能だ」
IOCのクリストファー?デュビ事務局長もその前日、「4月末」が決定に最も適した時間になると述べた。
バッハ氏は昨年11月に訪日した際に、五輪を無観客開催することはなく、「合理的な人數」の入場を認めると述べていた。しかしその後、日本で感染狀況が悪化し、東京都を含む各都道府県で緊急事態宣言が発令されたことを受け、バッハ氏は無観客開催の可能性を否定しないと表明した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年2月26日