「新時代の要求にふさわしい中日関係の構(gòu)築を目指して」と題した國際シンポジウムが28日、北京で開かれました。主催は中國の政府系シンクタンクである中國社會科學(xué)院。この5月で設(shè)立40周年を迎えた同院傘下の日本研究所が運(yùn)営する「中國社會科學(xué)フォーラム(2021）」ならびに研究所設(shè)立40周年記念行事として開催されました。北京會場のほか、日本や米國からリモートで出席した學(xué)者と有志ら70人あまりが出席し、意見を交わしました。

會場の様子

　「新しい時代にふさわしい中日関係の構(gòu)築」は2019年6月、G20大阪サミットの參加で日本を訪れた習(xí)近平國家主席が時の安倍晉三首相との會談で明確にしたコンセプトです。シンポジウムでは、このメインテーマをめぐり、出席者たちからそれぞれ明確な提言が行われました。

中國全人代常務(wù)委員會?顧秀蓮元副委員長

　中國全國人民代表大會常務(wù)委員會の顧秀蓮元副委員長はコロナ対策での協(xié)力強(qiáng)化とオリンピックでの協(xié)力という二點(diǎn)を取り上げ、「両國國民の健康を守ると同時に、地域と國際公衆(zhòng)衛(wèi)生分野での協(xié)力に共に貢獻(xiàn)していく」「パンデミック下で開かれるオリンピックには新たな使命が與えられている。中國が東京五輪の開催を積極的にサポートしてきたように、日本にも2022年北京冬季五輪の開催を支持することを期待する」と話しました。