中日友好協會?程永華常務副會長
中日友好協會常務副會長で、前中國駐日本大使の程永華氏は、両國関係が岐路に立たされている現狀に觸れ、「中國の発展は平和的な発展で、世界にとってチャンスである。日本はそうした中國の発展を客観的かつ理性的にとらえる必要がある」と話し、日本國內の対中好感度の低迷について、「地理的に近く、文化のつながりも深い上、民間の友好と地方交流には以前からの積み重ねがあることも忘れずに、民意の土臺の改善に向かって取り組むべきだ」と訴えました。
中國社會科學院日本研究所の楊伯江所長
中國社會科學院日本研究所の楊伯江所長は、「中日関係は2017~19年の好転の時期を経て、再び岐路に立たされている。しかし、狀況が複雑であればあるほど、両國は戦略的安定性をこれまで以上に強め、平和と互恵協力の原則を守り、実務的な協力の成果を積み重ねることで両國関係に優良資産を増やし、両國関係の確実性をもって世界や地域情勢の不確実性を減らしていく必要がある。コロナ禍を乗り越えて対話と交流を続け、情報の障壁を打破して、相互信頼の流失を阻止すること。初心を貫き、相互理解と尊重を順守し、相手のことを深く知り、受け入れる努力を続けるべきだ」と提案しました。