日本の今後の政治については、主に次の2つの見所がある。まず、麻生派、茂木派、森山派が解散を宣言していないため、自民黨內(nèi)の政治構(gòu)造は「無派閥派」と「派閥派」の対立となる。すでに「無派閥」である岸田氏が今後、より古い資格を持つ菅義偉氏や石破茂氏らなどの無派閥のリーダーを圧倒できるだろうか。次に、自民黨の派閥には解散後に再建という歴史がある。集団を作ることは日本の政治文化の大きな特徴となっている。自民黨內(nèi)の複數(shù)の主要派閥が現(xiàn)在解體されたが、各派閥の人脈が直ちに斷たれるわけではない。騒動(dòng)が過ぎ去った後、これらの派閥が再集結(jié)することはあるだろうか。これらの問題については今後の成り行きを観察する必要がある。(筆者?廉徳瑰上海外國語大學(xué)日本研究センター主任、教授)
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年1月23日