「どこに行っても、どんな狀況でも、時間があけばすぐさま攜帯電話を取り出してネットサーフィンを始め、延々と閲覧している」-最近ますます増え続けているこのような人々は、「うつむき族」と呼ばれている。重慶市渝中區婚姻登録所で結婚?家庭問題の仲裁を行っている楊鶴鳴氏は、「結婚後も『うつむき族』であり続ける人、特に、家の中で『うつむき族』と化している人は、離婚の危機に見舞われる可能性が高い」と指摘している。重慶晨報が伝えた。
【経緯】
「妻が攜帯で知り合った男と不倫関係に」
楊氏は、「男女関係で、片方が大きなストレスによって疲れ切っているのに、パートナーがそのような様子に全く無関心である狀態が長く続くと、『相手が自分に冷たくなった』という考えに陥りやすく、攜帯で、結婚関係を壊すような『不倫相手』を求めてしまう。それによって諍いが起こり、別れてしまうケースが多い」と話す。
最近、楊氏が夫婦問題の仲裁をしたが、うまく行かなかったケースがあった。その主な原因は、婚姻関係にある一方が、攜帯で知り合った人物と不倫関係に陥ったことにあった。今回、パートナーに不倫された側は、男性だった。この男性は、重慶市內の建築會社に勤めるエンジニアで、現場で毎日忙しく働いている。彼は、典型的な理系タイプの男性で、かなり內向的な性格だ。妻はかねがね、「夫には何の楽しみも趣味もない」と感じていた。妻の最大の楽しみは、オンラインショッピングという。彼は偶然、妻が微信(Wechat)の多くのグループに參加しており、活発にチャットしていることを発見した。「チャットの記録はとても露骨だ。後になって、妻は、相手の男との曖昧な関係について認めた。私は、妻と面と向かって話し合わなかったので、決定的な証拠を探し出せなかった。私は妻と別れることだけを考えていた」とこの男性は語った。