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都江堰市からの救援物資配給を追跡取材(2)
発信時間: 2008-05-27 | チャイナネット

「配給された救援物資が翌日になってはいけない、早く各村に送らないと!」これは胥家鎮(zhèn)共産黨委員會?趙志龍書記が記者に対し繰り返し語った言葉だ。趙書記は、「もしテントが郷政府敷地內(nèi)に置いてあったら、被災(zāi)者達(dá)は屋外で雨に濡れてしまう。そうなれば職責(zé)を盡くさないことになる」と述べる。胥家鎮(zhèn)は都江堰市中心部から車で僅か10分ちょっとの距離にある。市中心部と郷の境にあたり、鎮(zhèn)內(nèi)には16村および住宅団地1カ所があり、人口は約4萬人を數(shù)える。今回の地震により、胥家鎮(zhèn)では計(jì)92人が死亡、85%以上の家屋は居住不可能な危険家屋となった。地震発生時、胥家鎮(zhèn)には副鎮(zhèn)長率いる人員が、ただちに都江堰市へ物資配給活動監(jiān)視に向かった。

趙書記によると、鎮(zhèn)內(nèi)では現(xiàn)在厳格な配給制度が実施されており、受け取った物資についてはすべて記録し、なおかつ記録は責(zé)任者の署名の入った「実名制」でなければならないという。「これらはみな今後監(jiān)査する資料です。」趙書記はそう言って分厚い資料の束を記者に見せてくれた。

取材中、いずれの人も口々に、今もっとも不足しているのはテントだと語っていた。郊外の農(nóng)村では、食料品?飲用水についての問題はある程度容易に解決できるものの、あまりに危険家屋となった住宅が多すぎ、テントが喫緊の必要物資となっている。17日現(xiàn)在、全郷には計(jì)430のテントが用意されたが、あまりに膨大な需要に直面し、胥家鎮(zhèn)はテント配給に関する3大原則を定めた。そのうちもっとも強(qiáng)調(diào)されるのが、「幹部の分は後回しに」というものだ。

実新村共産黨支部の王學(xué)良書記は記者に対し、物資配給の問題は容易には解決できないと答えた。村內(nèi)には1300戸の家庭が暮らしているが、配給される卵は僅か4百個にすぎないという。実新村では救援物資配給過程において、現(xiàn)在までに、物資の橫領(lǐng)、住民からの訴えは一度もなかったという。もっとも重要なのは、「公」なのだ。

「人民網(wǎng)日本語版」2008年5月27日

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