國家新聞出版総署が10日明らかにしたところによると、今月25日から、全國統一の新たな記者証が発行される。従來と異なる點として、今後はラジオ?テレビ局記者の記者証についても、同署に発行申請を行う。「新華社」が伝えた。
関係者によると、國務院の新聞出版総署に関する統括通達に基づき、同署が中國全土の報道機関の記者証の監督管理の責務を負い、今年からラジオ?テレビ局の全ての記者?編集者は、通信社?出版社と同様に、同署が発行する記者証の取得申請を行う。今回の新記者証への切り替えにより、中國國內の通信社?新聞社?出版社?ラジオ局?テレビ局など全ての報道機関の記者証が統一される。一般市民はインターネット?電話などを通じ、記者証が正規であるかについて、すみやかに問い合わせをすることが可能となる。
今後発行される新たな記者証の「注意事項」のページには、「各級人民政府は本証を所持して取材を行う記者に対して利便を図り、必要な保障を行うこと」という內容が追記された。新聞出版総署新聞報刊司の責任者によると、各級人民政府は合法な報道取材活動に対し利便を図りかつ必要な保障を行い、すみやかに自ら情報を公開、あるいは取材記者に取材事件に関連する真実の情報を提供し、合法であると確認された報道機関およびその記者?編集者に対して情報の非公開、事実の隠ぺいを行ってはならないとしている。また、正當な理由がない場合、公職者は取材を拒否することはできない、と注意を促している。
「人民網日本語版」2009年2月11日