世界コンサルティング大手のマッキンゼー?アンド?カンパニーがこのほど発表した予測によると、2015年までに中國には400萬戸以上の裕福な家庭が出現、米國、日本、英國に次ぎ世界第4位となることが明らかになった。この予測はこのほど行われた大規模な調査研究に基づくもので、同調査は中國國內16都市の1750戸の裕福な家庭を対象に実施された。同調査では、裕福な家庭の定義を、年間収入25萬元以上の都市家庭としている。
調査データによると、中國國內の裕福な家庭の數は昨年までに160萬戸を數え、さらに今後5-7年間で毎年15.9%のペースで増加、2015年までに、裕福な家庭の數は440萬戸となり、世界第4位となる見込み。
現在、中國大陸部の富裕消費者は東部および中南部地區に集中しており、うち30%が北京?上海?広州?深センの4都市で生活、上位10都市に富裕消費者の50%が居住している。マッキンゼーの予測では、今後中國で新たに増加してくる富裕消費者の75%は上記4都市以外の地域からで、そのうち33%は佛山?成都?寧波などの二級都市から誕生するという。
注目に値するのは、調査結果によると、中國の富裕消費者は相対的に若年層が占めており、平均年齢は米國?日本に比べて20歳若く、うち、約80%の富裕消費者は45歳以下となっている。
「人民網日本語版」2009年4月9日 |