イエメンの分離主義者が16日、同國東部のシャブワ州で、石油會社に勤務(wù)する中國人労働者3人を拉致した。現(xiàn)地政府によると、今回の拉致行為は、政府に圧力をかけ、「事件」によって各関係方面に有利な立場をもたらすことを狙ったものという。現(xiàn)在、シャブワ州擔(dān)當(dāng)者が、3人の無事解放に向けて犯人との交渉にあたっている。駐イエメン中國大使館も救出のための対策に乗り出した。
シャブワ州の擔(dān)當(dāng)者がロイター通信の記者に明かしたところでは、拉致された中國人3人はいずれも、米Nabors Industries 社の従業(yè)員という。3人と現(xiàn)地の運転手3人?警官2人が車で會社に向かっていた途中、部落で武裝勢力に拉致された。人質(zhì)には今のところ、負(fù)傷者はでていない。
イエメンではこれまでにも、多くの外國人拉致事件が起こっている。その目的の多くは、政府に圧力をかけることで、正當(dāng)な方法で得ることのできない利益を狙ったものだ。統(tǒng)計データによると、各方面が交渉にあたった結(jié)果、拉致された外國人のほとんどは、最終的に釈放されている。
駐イエメン中國大使館は、関連部門と緊急連絡(luò)を取り、3人の無事釈放と一刻も早い事件解決に向け、対応措置を講じている。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年5月17日