朝鮮戦爭で犠牲となった中國志願兵は18萬人
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中國人民解放軍國防大學(xué)の教授を務(wù)める徐焔少將は、このほど出版された隔週発行誌「文史參考」の掲載文章において、抗米援朝戦爭（朝鮮戦爭）で約11萬人の中國志願兵が戦死、傷病やその他の原因で命を落とした兵士を加えると、計(jì)18萬人が犠牲となったことを明らかにした。
以下、同文章の概要。
朝鮮戦爭による中國人の死傷者數(shù)は改革開放前に政府が対外公表することがなかったため、事実ではない誇張された數(shù)字があちこちで伝えられていた。政府は改革開放後、史実資料の情報(bào)公開に力を入れ、1980年代には、志願兵のうち36萬人が戦死?負(fù)傷したと発表した。この數(shù)字は、當(dāng)時(shí)の軍司令部が計(jì)算した、前線に再び出向くことができなくなった兵士數(shù)を単純に引いたものだった。
衛(wèi)生関連部門による正確な戦死者數(shù)の統(tǒng)計(jì)と病院が受け入れた傷病者數(shù)の統(tǒng)計(jì)によると、志願兵のうち▽戦爭?事故による死者11萬4084人▽負(fù)傷者38萬3218人（2回以上負(fù)傷した場合は重複統(tǒng)計(jì)となっている）▽疾病によって入院治療を受けた者45萬5199人（何度も入院した場合は重複統(tǒng)計(jì)となっている）▽戦場での行方不明者2萬5621人。このほか、當(dāng)時(shí)の解放軍後方衛(wèi)生部門の統(tǒng)計(jì)によると、負(fù)傷して病院で治療中に亡くなった者2萬1679人、病気による死者1萬3214人。
以上の統(tǒng)計(jì)データから、犠牲者総數(shù)は14萬8977人と判明した。ただし、これには、行方不明後の死亡者や、前線部隊(duì)支援に従事した農(nóng)民は含まれていない。
抗米援朝戦爭記念館は1990年代に、全國の民政部門の統(tǒng)計(jì)データを集め、犠牲となった兵士の総數(shù)は17萬1669人と発表した。その後、各地民政部門が続々と犠牲となった兵士の數(shù)を追加報(bào)告、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で18萬3108人に達(dá)した。
いくつかの複雑な事情も考慮した上で、朝鮮戦爭による犠牲者について客観的な數(shù)字をまとめると、戦死した志願兵は約11萬人、傷病?その他原因で死亡した志願兵を加え、中國志願兵の犠牲者総數(shù)は約18萬人と結(jié)論づけられる。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年6月28日
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