舟曲特大土石流災害指揮部によると、突然の災害発生で被害範囲が大きいことから、救援活動が難航しているという。救援活動の狀況は以下の通り。

1　市街地の電力?移動通信の復舊が順調に進んでいない。8日午後8時頃、県城の電力と移動通信の一部が復舊したが、固定電話はストップしたままだ。このため、被災者救援指揮、スタッフ?物資の調達、被災狀況の統計など各作業が難航している。

2　深刻な食品?水不足が続いている。災害発生後、舟曲県の水道水給水システムは完全に麻痺し、井戸の一部も汚染被害に遭った。水道水給水システムは現在、ごく一部の緊急対応用だけが確保されている?，F地政府は井戸を1つ探し當て、被災者の飲用水を供給しているが、これも臨時的対策でしかない。

3　堆積物除去?救助活動が極めて難航しており、機械、マンパワー、人命探査裝置が急ぎ必要。

4　防疫対策任務が極めて重要?，F在、かなり暑く、堆積物除去?救助活動が長引けば、伝染病が発生する恐れがあり、重點対策と支援が當面の急務となっている。

「人民網日本語版」2010年8月9日