韓國メディアは8日當局の情報として、韓國漁船1隻が朝鮮に拿捕されたと伝えた。
韓國海洋警察庁は8日、韓國漁船「55大勝」が朝鮮東部海域で消息を絶ったと発表した。乗組員は中國人3人と韓國人4人。韓國當局はその後聲明で、同船は朝鮮當局に拿捕されたとした。
一部メディアの報道によると、同船は當時、朝鮮が主張する排他的経済水域(EEZ)で操業していた可能性がある。韓國側は朝鮮側が國際慣例に従い今回の事件を処理し、すみやかに同船と乗組員を返還するよう求めている。
韓國聯合ニュースは韓國海洋警察庁擔當者の話として、「乗組員は現在朝鮮側の事情聴取を受けている」と伝えた。またある韓國當局者が明らかにしたところによると、韓國関連當局は8日午後、衛星電話を通じ乗組員と短時間だが會話を交わし、乗組員は同船が朝鮮の港に向かっていることを肯定する回答をしたという。
また韓國YTNテレビの最新ニュースによると、「55大勝」が8日午前に発した情報では、同船は朝鮮金策市(キムチョク)を目指していたという。金策は朝鮮咸鏡北道の最南端に位置する。
朝鮮當局からは現在までのところなんら情報は伝えられていない。
「人民網日本語版」2010年8月9日