國連初の「中國語デー」祝賀イベントが12日、ニューヨーク國連本部で開催された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中國の李保東?國連常駐代表は開幕式で「國連史上初の『中國語デー』イベントは重要な意義を有する。私たちは『中國語デー』イベントを通じ、國連公式言語である中國語の影響力がさらに広がり、より多くの人が『中國語デー』というこの窓を通じ、中國の悠久の文明ときらびやかな文化に觸れ、理解を深めることを心より期待する」とあいさつした。
國連の赤阪清隆?広報擔當事務次長は祝辭で「世界最古で最も多くの人々に使われている言語として、中國語は國連発足時より公式言語に認定された。中國語の魅力、歴史と文化を感じる機會ができ、非常に喜ばしい」と述べた。赤坂事務次長は自ら筆をとり漢字で李白の唐詩「送孟浩然之広陵」をしたため披露した。
祝賀式典では國連中國語コースで學習中の外交官、國連職員が同じく李白の詩「清平調」を朗読、上海萬博公演を行った國連合唱団も中國語の民謡「茉莉花(ジャスミンの花)」を合唱した。
國連「言語デー」は國連広報局が発案?主催するイベントで、國連內の多様な文化の6言語(英語?フランス語?ロシア語?スペイン語?アラビア語?中國語)の平等使用推進を主旨とする。「中國語デー」は漢字を発明したという伝説上の人物?倉頡にちなんで4月20日と定められ、國連は來年から毎年同日に「中國語デー」を祝う。
「人民網日本語版」2010年11月15日