現在、冷たい空気は既に內蒙古中部、華北などに到達し、強風や気溫低下が起こっている。昨日から今日にかけて、新疆東北部、內蒙古中西部、甘粛省西部、山西省、河北省北部、北京西北部などでは5から7級の強風が吹き、新疆東北部、甘粛省西部、內蒙古中西部と東南部などで今日5時時點で昨日5時に比べて6から8℃の気溫低下が生じ、內蒙古中西部では12から17℃の低下となっている。
中央気象臺の予測によると、今日と明日の2日、內蒙古の大部分、華北、東北、黃淮、江淮といった地域で相次いで4℃から8℃の気溫低下が起こり、一部地區では気溫の下げ幅が10℃から14℃に達する見通しで、そのうち、東北地區南部の一部では気溫の下げ幅が16℃以上に達すると見られる。上述の大部分の地區では4から6級の北よりの風が吹く予報だ。明日からは再び冷たい空気が新疆から入り、西から東へと中國の大部分の地區に影響を與える見通しだ。
降水量では今後24時間の間に、新疆北部、西蔵(チベット)東北部、內蒙古東部、東北地區の大部分などで小雪から中程度の雪(雨)または雪まじりの雨となる見通しで、そのうち新疆西北部、黒竜江中東部、吉林中東部の一部地區では大雪、一部では豪雪となる。四川東南部、雲南東部と南部、貴州西部、浙江東北部などの一部では小雨やにわか雨となる見込みだ。
「人民網日本語版」2010年12月3日