國務院扶貧(貧困扶助)國際合作?社會扶貧司の劉書文?副司長は13日、「招商(企業誘致)局貧困扶助革新賞」貧困扶助革新シンポジウムの席上、政府が制定を進めている「2011-2020年貧困扶助開発綱要」では、貧困層の所得増加と能力向上の問題を重點的に解決することが提唱されていると明かした。「中國新聞社」が伝えた。
劉副司長によると、政府は今後10年、開発方式による貧困扶助方針を堅持し、貧困扶助開発と農民の最低生活保障制度を有効に結び付け、貧困層に焦點を定めたシステムを完備し、社會による貧困扶助を將來の國家貧困扶助戦略の三大重點任務のひとつとする方針という。
中國社會組織促進會の劉忠祥秘書長は、「非政府組織は基底層に根付いており、具體的問題を発見し、貧困に至るさまざまな原因や貧困層への社會的支援サービスを提供するのに適している」と指摘した。
中國農業大學人文?発展學院の李小雲院長は、「貧困扶助開発は、大規模な経済発展計畫ではなく、貧困層支援計畫だ。資源に係る決裁権、管理権、使用権をいかに貧困層の手に委ねるかが、今後10年の重點となるだろう」と強調している。
「人民網日本語版」2010年12月14日