この貴重な寫真は、丁汝昌が軍艦を追加購入するためにイギリスに行った際に、ニューカッスルのある寫真館で撮ったものだ。
旅順港で北洋艦隊の「鎮遠」を修理する様子
120年前の1891年6月26日、絶頂期にあった北洋艦隊は威海から寄航し、2回目の日本訪問を行った。甲午海戦の前に雙方が相手を観察したのはこれが最後で、中日両國の海軍のその後の発展に大きな影響を與えた。中國の艦隊の脅威を感じて発展に力を入れた日本は、數年後に北洋艦隊を追い抜いた。一方、北洋艦隊は発展することなく、海上の優位を完全に失った。戦艦の「定遠」と「鎮遠」が見せた威力はあっという間に消えた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年6月2日