中國空軍司令部航空管制部はこのほど、低空域改革試行は現在、予定通り順調に進んでおり、関連法規や基準も制定中で、來年にも全國規模で展開される見込みが高いと明らかにした。
「十二五(2011-2015年、第12次5カ年計畫)」期間中に、空軍は6空港を軍民共用とする予定。空軍はこれまでに、63空港を民間に開放、380の訓練空域を整理縮小し、國家による経済建設と民間航空事業の発展を支持してきた。
國務院と中央軍事委員會は2010年、中國低空域管理改革の深化に関する意見書を発表した。空軍司令部航空管制部の擔當者によると、長春と広州の飛行管制分區で年內に試行をスタート、瀋陽と広州の飛行管制區および6カ所の飛行管制分區で試行の深化を進める計畫という。
同擔當者は、試行の年內終了を目指すとしている。試行終了後、低空域管理に関する政策?法規の策定に乗り出し、順調に進めば、來年にも低空域管理改革を全國規模で実施する見通しという。
「人民網日本語版」2011年6月14日