このほど発表された「中國(guó)新型都市化報(bào)告2011」によると、中國(guó)の各都市における平均通勤時(shí)間のうち、北京が38分で最長(zhǎng)であることがわかった。羊城晩報(bào)が伝えた。

　同報(bào)告は、獨(dú)自の計(jì)算式とパラメータを用いて主要50都市の平均通勤時(shí)間を算出した。それによると、上海市?広州市がともに36分で北京に続く2位だったほか、南寧市、桂林市など14都市が20分以下だった。研究者によると、今年算出されたのは通勤時(shí)間の「理論上の所要時(shí)間」であり、昨年の「実際の所要時(shí)間」とは異なる。昨年の報(bào)告では、平均通勤時(shí)間が52分だった北京が各都市のトップの座に著いたが、この時(shí)間には、渋滯の時(shí)間も含まれる。今回算出されたのは「理論上の標(biāo)準(zhǔn)時(shí)間」、すなわち、最もスムーズに會(huì)社に到達(dá)した場(chǎng)合の通勤時(shí)間だ。

　専門家は報(bào)告の中で、「都市の管理水準(zhǔn)を評(píng)価する際、これまではGDPを基準(zhǔn)としてきた。しかし今は、通勤途中の渋滯時(shí)間を指標(biāo)として、都市の管理水準(zhǔn)を評(píng)価することができる。渋滯問(wèn)題がしっかりと解決できている都市は、政府の管理水準(zhǔn)が高いと言える。渋滯時(shí)間が減れば、エネルギー、資源、時(shí)間の節(jié)約につながり、効率がアップし、より多くの富を創(chuàng)造する能力が得られる」と指摘している。

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年7月7日