ドイツ女子W杯で奇跡のような優勝を果たした日本女子サッカーチームは、今、世界から評価と尊敬の的だ。しかし、あまり知られていないが、日本女性サッカーの選手達、ナショナルチームのメンバーでさえ、日本では貧乏な生活をしている。日本サッカー協會の川淵三郎名譽主席によると、多くの選手がアルバイトで生活を維持しているという。幸い、ワールドカップのチャンピオンを勝ち取ったことで、日本女子サッカーメンバーは1人350萬円の賞金を獲得できる。
川淵三郎氏によると、先日、日本サッカー協會は女子サッカーチームがチャンピオンになったら、1人150萬円の賞金を出すと決定していたが、実際決勝戦に進んだとき、日本サッカー協會は理事會を開催し、賞金を350萬円に増額した。
日本サッカー協會の関係者によると、女子サッカーチームのメンバーは、全員日本女子サッカー連盟に所屬している。中で「待遇が一番良い」INAC神戸チームの毎月の給料は10萬円、もちろんその給料から家賃、食事代などが差し引かれる。そのため一部の選手は練習に自分で作った弁當を持ってくるという。
5回連続してワールドカップに參加した日本女子サッカーチームの澤穂希選手(32歳)は、「ナショナルチームに參加しながら、給料を受けとれるのは珍しいこと。晝間から練習できるのはとても幸せなことで、選手のほとんどが日中はスーパーでアルバイトをして生計を維持し、夜に練習をしている。今、私は神戸チームのメンバーだが、以前はチームの給料がよくなくて、日中に練習ができなかった。」と述べた。