鉄道部スポークスマンの王勇平氏は7月21日、京滬高速鉄道でこのほど起きた故障について、「開通初期の慣らし運(yùn)転期間中に、故障が起きるのは異常なことではなく、問題點(diǎn)の発見には約2~3ヶ月が必要で、慣らし期間後には、安定期に入る」と発表した。
北京と上海を結(jié)ぶ京滬高速鉄道は、開通後5日間で、6回の故障が発生し、各界の関心を集めていた。これについて、王勇平氏は「高速鉄道は、複雑的な技術(shù)システムで、天気、環(huán)境などさまざまな要素の影響を受け、運(yùn)行上種々の課題に直面するものだ。京滬高速鉄道は最近開通したばかりで、設(shè)備、人員が慣らしの段階にあり、故障が発生しやすい狀況にある」と話した。
「京滬高速鉄道で発生した故障について、責(zé)任者はいるのか?」という質(zhì)問に対しては、「故障は事故ではなく、安全問題ではない。故障は運(yùn)転初期、慣らし期間中によく現(xiàn)れる事象だ。京滬高速鉄道では発生した故障について、鉄道部門ですでに安全検査を行い、全面的に設(shè)備に隠れているリスクを調(diào)査している。慣らし時(shí)間を可能な限り短縮して、運(yùn)行安定期に入りたい」と説明した。
「京滬高速鉄道の故障原因は、工事を早めたことによって発生したものか」という質(zhì)問に対しては、工事を早めたことはない。故障というものは、どこの國でも開始段階に発生するもので、中國の高速鉄道の設(shè)備レベルは安全で信頼に足るものだ」と説明した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年7月22日