男性の8割が反対
「女性専用車両」の登場は、多くの女性の乗客から歓迎された。神戸で行われたアンケートでは、女性の乗客の60%近くが「導入に賛成する」と答えた。「安心して乗車できる」「癡漢を防止できる」などが理由だ。また、女性専用車両は比較的「快適」なため、多くの女性はラッシュ時に少し歩いてでも駅の端まで行き、専用車両の列に並ぶ。
女性の高い支持率と比べ、男性からは強い反対がある。神戸で行われたアンケートで、男性の乗客の80%が「反対する」と答えた。「男性と女性の差別」、「ほかの車両がさらに混雑する」との考えからだ。「女性より、お年寄りや障害者に専用車両を設けることがもっと重要」という考えもある。さらに日本の多くの有名人は、「男性専用車両」の導入をアピールする。ウェブサイト「COBS ONLINE」のアンケートでは、女性専用車両の導入は現在の問題を徹底的に解決することはできず、混雑を緩和し、癡漢を厳しく罰することがさらに重要であることが示された。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年8月17日